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  • 2019.10.10 Thursday
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写真講座8 待つ 

ピンクの布

ピンクのチェックの軽やかな布。かわいらしいバイク。
バックミラーの程よい長さ。右のミラーの中のブルー。
スピードメーターをおおうほんのちょこっとのフードの淡く透きとおったブルー。
ちょっと見えるNo.5のロゴ。
緑色のフェンス。遠くに見える鉄のかたまり。乱暴に塗られたペンキ。

この風景を見たとき、なにを思うか。
その思い方で写したい写真の性質が変わる。

例えば
どんな娘が乗っているのだろう。
(と頭から若い女の子と決めつけている)
ピンクとバイクとNo.5とを結びつけて。
ピンクのチェックはどうしたって若い娘。おばさんは頭の中で受け付けない。
メーターフードのながさの申し訳なさがなんとなくミニスカートを連想。
No.5が? そう、アパートの部屋のNO.と連動。
乱暴に試し塗りされたペンキが何となく男っぽく。
その娘の彼はもしかしたら、むこうにみえる造船所で働いている。
その娘もちかくのスーパーかこの町のちいさなスナックで働いているかも。
明るい穏やかな光のなかに、幸せそうなアパートの部屋。

というようなストーリーが妄想となって、頭の中でふくらむ。
で、シャッターを・・・。

別の方法も
ピンクの布 ミニバイク 緑のフェンス 
あと足りないのは(あれば面白いのは)花(一本二本百本千本)・花を持つ人(一人二人三人十人五十人)・フェンスの下にキラキラ系のミュール(一足二足・・)・犬(一匹二匹・・)・猫(一匹二匹・・)・乳母車(一台二台・・)・あかちゃんをあやしている若いヤンキーなお母さん(一人・・)・学校帰りの子供たち(・・・)・ミニバイクの隣にハーレーダヴィッドソン・ピエロ(ひと・・)・チンドンのかわち屋さん(地域限定有名びっぐネーム なにせ目の前がセルフまつおさんだったので)・象さん???  だんだんおかしくなってくるので、適当なところで。
どれかくるまでひたすら待つ。待つ。

写真を撮ることは待つ事。
その場の空気に溶け込んでからが、勝負!
お地蔵さんのように、ひたすら黙して立つ場合もあるが。
(カメラを持って、私は見てませんよ、全然他を撮ろうとしているんです。
というような格好で、ちらちらと盗み見している人がたまにいらっしゃいますが)
周りの人や犬や猫や木や草とお話ししたり、してなじんで行く事が一番です。
そうしていると、だんだんと理解度がUP。
理解する事・観察する事は良い写真を撮るために大変重要です。
                          セルフまつお



 


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