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  • 2019.10.10 Thursday
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グラバー園 (椅子と石畳)

グラバー園

グラバー園
古き良き時代の洋館のたたずまい。石畳。
部屋の中に靴のままはいって、木の床をこつこつと歩く楽しみ。
グラバー邸からの長崎の港。
自由亭のカステラと珈琲。

僕の祖母が横浜元町の生まれなので。
おなじような雰囲気があって落ち着くのでしょう。
横浜の山下公園や山手やグランドホテルのあたりの雰囲気を
思い出させてくれます。









記録

記録

カメラ

パソコンの外付けのハードディスクを使って
CDディスクやDVDディスクに記録したデータの
バックアップをしているのだが、
今日、壊れた。

すぐ近くのB電器のPCコーナーに
YさんというPCマイスター(僕が勝手にそう呼んでいる)
がいるので持っていった。

Yさんは触れるか触れないか、というか
ただ撫でるだけとしか見えない、ボードタッチで
PCと外付けHDを操作。やがて
憂いに満ちたまつげの長い涼やかな眼で
僕を見て、
「000が∆∆∆で∀∄∉≥⇔です。メーカー修理ですね」
と御託宣を述べられた。
「じゃ おねがいします」とわけもわからずに
『メーカー修理』という言葉に反応して答える僕。
ともかく動いてくれなくてはこまるのだから。

「そこの同意書にもサインして下さい」
「え?これ??」
記憶させていたデータが消えてしまう事に対する
同意だったのだ。
半年分くらいの写真のデータが消えてしまう。
あちゃー!!
       ♢♢♢ 
   
テクノロジーが進めば、古い時代の記録装置は
失われていく。装置がないと再生できないものは、
記録をしたものがあっても記録がないという事。
写真に置き換えれば、
ネガにしろポヂにしろデータにしろ、そのままではだめで
プリントして残しておくのが
一番安全確実ということに。
もしくは、印刷して本にしておく。

やはり目の前にあって、
手で触れられるものにしておかないと
記録は残らないのだ。

文明が滅んでも、手で描く絵は生き残る。
石に刻んだ絵も。
文字は理解不能な印となってしまうかも。
実に危うい世界に僕たちはいるのか。な?










錨あります

錨

長崎港のはずれの戸町には
小さい造船所がいくつもあって
溶接の火花や、鉄板を切断している音や
なにをどうしているのかはわからないのだが
がんがんたたいている音などが、鉄特有の
においのなかに溶け込んで
なかなか濃い世界をつくっている

   ***
ある穏やかな日の昼下がり
「錨屋さん、おもてのあの錨の、なかなかよかね。
色も艶も、重さもあるごたるし」
「さすがお目が高か、
今度新しか船ば、造んなさったって聞いとりましたけん、
用意ばしてまっとりました」
「よかよか、持って帰るけん、かぶりにして・・」
          天領長崎捕り物控え<錨や>より
という書き出しの事件があったようななかったような。
     ***
錨を買った船主さんは、横浜の海運業者の設定。
何度か長崎に来ていて、聞きかじりの長崎弁をつかって
一人喜んでいるおひとよし。最近新しく覚えた『かぶり』
が気に入って、使っては見たものの、
「『かぶり』はたべものだけだよ。」という冷たい声が・・・
でも 『かぶり』っておもしろいんだもん。


丸山町界隈『飛びねこ』

丸山のねこ

カメラをもって、街を歩けば、
必ず、ひとつやふたつ、心ときめく瞬間が
誰にでも、くる。
撮れるか撮れないかは・・・

東松照明氏はかつて僕に、
「君ねえ、僕が街を歩くと、必ず次々と事件が起きるんだよ。
街角からふっと得体の知れない人物が現れたり、
ねこがよこぎったり。次はなにがとわくわくしているんだ」
とカメラをいとおしそうに手に持って、微笑まれた。

いま長崎県美術館で
東松照明 長崎マンダラ 中国編展をしています。
2007年12月11日(火)〜2008年3月9日(日)
常設展示4



外海の光

ruri

外海の光は、透明。
すべてが澄んでいて、
光と影が際立つ。
光の粒子に還元される風景。

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