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階段劇場 うわさには聞いていたのだが
- 2008.06.19 Thursday
- 階段劇場
- 13:09
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- -
- by jar
A「とにかく、すごかっさねー あれは」
B「もう 超人やね」
J「なにがさ?」
A「車がはいれん坂段のきつい町に、ゴミのそりを
あつかう特殊なプロ集団がおって」
B「ほれ オリンピックの 冬の・・シューって すべる・・」
J「ボブスレー?」
B「そー それみたいに 坂段をビヤーッとすごい勢いでかけおりて
ゴミを集めて回る人たちが おるとげな」
A「ゴミのそりのまえを ダダダーっとかけおりて 車のところで
ぱっととめるんやて」
J「そりゃあ ほとんど ひよどり越えだ」
B「二、三段とばしに、びゅーって 飛ぶようにいくって」
A「そう 役の行者か天狗かというくらいなもんて」
J「比叡山の千日回峰行にもひってきするかもね ほんとにそうなら」
A「坂段のところに ひょいとおいてあるげな」
B[そりが なにげなく」
J「ほんとに? 見てみたいものだ」
・
・
やや これは もしかして?
愛宕のとある坂段の路地でこれを見つけた。
生きた化石にあったような、嬉しいような。
あとは 見たい!!
駆け下りてゆく姿を。
ここを だーーーーっと 飛ぶように・・
階段劇場 雨の地獄坂と赤い花
- 2008.06.16 Monday
- 階段劇場
- 14:36
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- -
- by jar
雨の地獄坂
雨が降って喜ばれる観光地は、
ここ長崎と紫陽花の時期の鎌倉だけだろう。
しかし、長崎は一年中いつ雨が降ってもだいじょうぶ。
観光客のかたがたは、☂長崎は今日も・・・・とか
☂長崎の雨は紫〜とか歌って、「ああやっぱり」と満足。
濡れた石畳のしっとりとした風情に、こころ洗われるのだろうか。
雨が降り続けるなかを、濡れて光る石畳を教会堂に向かって歩むとき
自然と懺悔の気持ちが湧いてくるのかもしれない。
大浦天主堂まえの石畳
地獄坂上に赤い花が
階段劇場 これが立山名物「家の壁」
- 2008.06.12 Thursday
- 階段劇場
- 14:05
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- -
- by jar
じつに感動。長崎ならでは。
右の建物が 立山奉行所・長崎歴史文化博物館
中腹のガードレールのところに、赤い色の県営バスが走っているのが見える。
てっぺんの方に石仏が 奉行所
そして皆さん 驚いてはいけません。
この山を越えると なんと 港が・・・・・一望
1960年代に撮られた写真を見ましたが、
変わっていないのは、大浦天主堂と中町教会のみでした。
階段劇場 「どんげんでんなる」岡野雄一!
- 2008.06.11 Wednesday
- 階段劇場
- 10:44
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- -
- by jar
長崎の坂段といえば、立山の坂段。
長崎歴史文化博物館の立山奉行所を模したでっかい建物のうえに
立山の坂段の密集した家々が、覆いかぶさるように、あるいは
津波のようにそびえたっている。
立山の坂段・石畳といえば、「長崎の吟遊詩人・岡野雄一」!!
人生紆余曲折、照る日曇る日雨の日嵐の日風邪の日頭いたい日二日酔の日
毎日のぼりおりする石畳のひとつひとつに、唄が染み込む。
どんげんでんなる どんげんかなる
どげんちゃなる どんげんでんなっと!!
(作詞・作曲 岡野雄一)
岡野雄一オフィシャルウェブサイト
岡野さん 取材協力ありがとうございました。
岡野雄一さんのCDは浜町の絃洋会にあります。
オリジナリティーにあふれた曲です。
きっとすきになります。
(禁無断転載)
階段劇場 証言者末永浩氏
- 2008.06.08 Sunday
- 階段劇場
- 00:33
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- -
- by jar
わたしは 原爆の語り部 という言い方はすきではないです
じぶんでは 原爆の証言者 といっています
家のものが・・
わたしは よそにいたから
そのあと すぐにはいってね 長崎に
まのあたりにして
ここも 爆心から直線で2kmもないから
ここに 先祖伝来の ちっちゃな土地があってね
畑つくって じゃがいもをね
農家ではないんだが
来週、時津の小学校に話しに行くんだけど
そう あんた 時津ね
写真展するときは 教えてくれんね
わしゃあ 写真すきだから
むかしは 一眼レフでよう撮りよった
天秤棒をかついで 坂段をえっちらおっちら
のぼりおりしている人をみかけたので
写真撮ってもいいですかあと声をかけたのでした
(このjarラボに記事を載せる許可もいただいています)
(禁無断転載)
写真撮りに来んさったとね
石畳はあの日の記憶をとどめているのだろうか
ふろく
ねこは何匹いるでしょうか
階段劇場 階段迷宮への誘い
- 2008.06.07 Saturday
- 階段劇場
- 15:30
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- -
- by jar
長崎の坂段の町を のぼったりおりたり
くねくねとつづくよこみちを あるいていると
つぎからつぎへと曲がり角がでてきて
方向感覚がなくなり
自分が スマートボールの 玉になった気がしてくる
どこまでも ころがりおち またうえにけとばされ
またころがりおちる
階段迷宮は魔界である
ふろく
階段劇場 紫陽花
- 2008.06.05 Thursday
- 階段劇場
- 09:06
- comments(11)
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- -
- by jar
今回の階段劇場の舞台はこの町です。
長崎の街が一望。
第一幕
・
・
・
いつまでまっても 猫の子一匹とおりません
・
・
・
お〜い
家々の窓という窓
ドアというドア 門 庭 坂段に
み〜んな出てきて てをふってくださ〜い!!
ねこちゃんも わんちゃんも
はーーーい 写真 とりますよっ!
第二幕
きーんこーん かーんこーん
下の方から風に乗って学校の鐘の音
町はちょっぴり賑やかに 元気になったかな
お 事件発生
どーしたと?
**ちゃんが みぞに はまったと!
うごけんて!
えーっ!?
こうはまっとった こんきずが それたい
無事たすかってよかったよかった
(とおりかかった おおきなくろいかばんをかかえたおじさんが
救援に駆けつけましたが **ちゃんは自力ではいあがったのでした)
第三幕
このばあい
ひとは みな 路上観察探偵団 探偵に
なってしまうのでは ないでしょうか
そこの 赤い帽子のきみ
きみも タンテイダンイン なの?
さっきから ずっといるけど
え?わたし?
ち ちがいます
仕事中です
その昔 怪人二十面相団は
よくポストの中にひそんでいたが
ん もしかして?
ふろく
ひえっ うんち お うんち
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